2003年頃のビーイングGIZA女性シンガー発作、三枝夕夏サブスクについて(2023年初夏)

2週間くらい前だったか、何故かツイッターで高校生の頃聴いていたビーイングGIZAの女性シンガーについて話してしまった。年に一回くらいある発作である。

もともとのきっかけは何だったっけ?と思い返したら、ブラックミュージック的な音楽の受容ってみんなどこでしたの?俺全然そういうの無かったからなぁ、R&Bシンガーとか流行ってたけども、俺が聴いてた邦R&Bなんて倉木麻衣の1stと滴草由美の1stしかねえよ、というところが発端だった。

 


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調べたら滴草由美さんは音楽活動をやめていたのだが、去年あたりまではやっていたらしく、そうだよな、俺定期的にこのGIZA発作起こる時調べるから、まだ続けてるじゃんと思ってたもんな、とか。

 

それで、因果というか、人生だなぁ……と思ったのは、三枝夕夏のサブクスが解禁されていたことでしてね。


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当時はなんとなく、倉木麻衣愛内里菜GARNET CROW三枝夕夏の順くらいの知名度だったと思うんですが(私の主観です)、そしてビーイング系のこの辺りのアーティストだと数年前のGARNET CROW小松未歩のサブスク解禁が話題になっていましたが、三枝さんが解禁されていたのはこの時はじめて知りました(B'zとかZARDは聴ける。あとの、「この辺」じゃないビーイングの人達は知らん)(とか思ったけど、B'zも解禁されたの一昨年なんすね。相変わらずザ・古臭い音楽業界って感じっすねぇ…)

 

んで、愛内里菜さんは少し前に「愛内里菜という芸名に戻したら事務所が訴えてきた」みたいな話とかがあって、ってか音楽活動やめて別の仕事始めて別の名前で活動してた時期もあったりして、闇が深そうだな…という感じなのでサブスク解禁していないのは当然(今年、ってかついこの間最新アルバムをリリースしたようでそれはありましたが)。でも、調べてみたらそれだけではなくセクハラでビーイングを訴えたりしており、なかなか笑えない状況になっているみたいで、あぁ、マジでビーイングの闇じゃんという感じです。

で、倉木麻衣GIZAから移籍はしてるっぽいがビーインググループを辞めたわけではないのに「コナン主題歌」だけの解禁という半端さ。00年代J-POPの売り上げ的な意味でもメルクマール的な1st『delicious way』がサブスクで聴けないのもどうかと思うけど、ここまでアレなら本人の意思とかなのかしら?実際、あの頃CD買った人の気持ちは?みたいなことをサブスクには思わなくもないし、色んな考え方があるから解禁が100パー良いとも思わないけども。

で、ここで三枝夕夏さんですよ。ハッキリ申し上げて(申し訳ないが)小松未歩GARNET CROWのように音楽的に評価していた人なんていないわけで、あと、いま確認してもかなりアイドルっぽい売り出し方だったので、なんつーの?これまたビーイングGIZAの闇深そうな人ォ…と思ってたけど、これは普通に、解禁ってことは引退はしているけど本人の許可をとったってことだろうし、実際Spotifyの月間リスナー3万人いるし、アニソン・コナン効果って絶大だと思ったし、youtubeコメ見ても「懐かしい!」とか「よく聴いてた!」とか「サブスク解禁ありがとう!」とかで、いまでも根強い人いるんやな~~と。いやね、私も聴きかえして、なんか言語化出来ない魅力あるよね、単に顔が好きってだけかこれ?終盤のアルバムの曲名眺めたらメンヘラ化してないか?とか思うし、まぁ普通に音楽的には「んん~~~00年代のハードロック寄りJ-POPですなぁ~~~」でこれも時代の音だし、なんていうの?まぁなんか、人生っていろいろあるな~と思いました。良い事だと思った。

 

 

この、IN dbがまだニューシネマ蜥蜴によるバックバンドを意味してなかった時期の最初期の曲、サビが洋楽っぽくて良いなと思った。


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ビーイング的にも、コナン主題歌になった人達はまだサブスク伸び代ある、と判断したんだろうか。それなら次は竹井詩織里さんおねシャス!デビュー曲「静かなるメロディー」のシングル未だに持ってるぜ!

 

ま、上原あずみさんなんかはねぇ…サブスク解禁絶望的だろうが。

つーかその前にrumania motevideo再結成したんだからなんとかならないンすか。まぁならんのだろうな…。俺三好誠さんにフォローすらされてるぞ!!そこはさ、そういえば今見れないっぽいけど数か月前三好誠さんが自分の音楽人生振り返ったnote上げてたけど面白かった、3倍の分量でくれい!と思ったぜ。そのnoteでは私の記憶によると「私の音楽性はビーイングと合っているわけではなかった」(めっちゃオルタナな人だ、ということ再結成後にこうして分かったの、これだけでも奇跡。答え合わせのよう)としつつも「ビーイングには良くしてもらってた、長戸にも気にかけてもらってた。単に自分の実力不足」みたいなこと言っててほえ~~~ってなったし意外といいレーベルじゃん!って思った(ちょろい)。

 

よーし、とりあえず当時聴けてなかった人も含めて、名前だけ書いていくゾ、北原愛子岸本早未菅崎茜高岡亜衣(竹井さんよりこの人のほうが売れると思ってた)…でもまぁこんなもんか。あとthe☆tambourinesくらいか。ザ・タンバリンズてシンバルズフォロワーなんすか?当時全く聴けなかったもので…。あーあとWAGも「Free Magic」以外はちゃんと聴いたことないな…。ナイフとか出てきた頃にはビーイング系に全く興味無くなってました。っていうか、三枝夕夏の「君と約束した優しいあの場所まで」は聴いてたけどコナンの主題歌になってたのあんまり知らなくて、つまり、ビーイングを追ってたがコナンは見なくなってたってことなんだよな高校生のときって。なんか、才田才とかいう(恐らくビーイングおかかえ音楽ライター)がやってる深夜番組あったんだよね。番組名忘れちゃった、J-Rockマガジンとかいうビーイング系雑誌もあったし。いやー、本当に、2003年くらいの出来事なんだろうなこれ。一瞬なんだよな今思うと。

 


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ちなみにGIZAwikipediaにもこの辺のシンガー達がその後どうなったのかいちいち書かれていてウケる、いやまじ助かります、俺のように「昔聴いてたけど今何やってるんだろ」って思う人が一定数いるってことだよな~。

 

もうね、この辺の人達の中古でCD見つけたら「歴史的資料」として買うしかねぇな、と思いました。あと、ビーイングシンガーによる洋楽カバーコンピとかあったはずなんだよ。見かけたこともあるんだよ。見かけたら絶対買お!

 

次回の「ビーイングGIZA女性シンガー発作」をお楽しみに!!!(あるのか?)(多分またいずれある)